将来の仕事としてプログラマーを考えている小学生やその保護者向けにプログラマーの仕事内容や将来性について解説しています。ゲームを作るだけがプログラマーの仕事ではありません。
プログラミングの対象となるのはゲームだけではありません。
企業が仕事で使う会計ソフトや出退勤ソフトなどもプログラミングの対象です。
また、市販されているソフトだけではありません。それぞれの会社や業務にあわせたシステムを開発するときにもプログラミングが必要となります。
このためプログラマーといっても、ゲームを作るとは限りません。
むしろ、業務システムを作っているプログラマーのほうがたくさんいます。
何を作るかは会社によります。ゲームを専門に作っている会社に入れば、ゲームだけを作ることになりますし、業務システムの会社に入ればシステムをプログラミングすることになります。
ゲームを作るにしても、業務システムを作るにしてもプログラマーは基本的に会社員であることが普通です。フリーのプログラマーという人もいますが、ごく一部。
また、そうしたフリーの人も最初は会社員として働いていて、実力をつけてから独立してフリーになったという人がほとんどです。最初からフリーなんて人はまずいません。
プログラマーのイイところは手に職をつけることができることです。
意外と手に職をつけることができる会社員の仕事って少ないんですよね。
手に職をつけることのメリットはブランクがあっても働きやすいこと。
例えば、出産や育児。
出産や育児で仕事を止めざるを得ないことはまだまだあります。
ただ、止めてしまうとなかなか会社員としては復職できないんですよね。
これは同じ会社であっても、転職したとしても同じ。
ブランクがある人に仕事はなかなか回ってきません。
ところが、専門職のプログラマーであればそんなことはありません。
もともとIT関連職は慢性的に人材不足です。
なので、出産や育児後の復職がしやすいというのがメリット。意外に思う人もいるかもしれませんが、こうした点で女性に人気の職種でもあるのです。
プログラマーというと男性ばかりというイメージは必ずしも正しくありません。ゲームを専門に作っている会社は確かにそうした傾向にあります。
ただ、プログラマーと言ってもゲームを作るだけでないのは最初に説明した通り。業務システムを開発する会社では女性のプログラマーもかなり活躍しています。
実力、スキルが評価される仕事なので、女性だからという差別がないのも女性に人気の理由かもしれません。