
子供のパソコン利用を制限するためには、子供用のMicrosoftアカウントをつくることになりますが、このMicrosoftアカウントと紛らわしいのがローカルアカウントです。
このローカルアカウントとMicrosoftアカウントのちがいについて説明します。
アカウントとは、簡単にいうとパソコンなどを使用するときに入力するIDとパスワードのことです。
正確には、IDとパスワードで使えるようになる領域(エリア)や設定がアカウントです。
IDとパスワードでログインすると、その人用の設定(壁紙=パソコンの背景とか)が有効になりますよね。あれがアカウント(の中身)です。
ここではWindowsのアカウントについて説明していますが、メールやインターネット上のサービスを利用する際にもアカウントはあります。
例えば、プログラミング言語のスクラッチ(scratch)では、オンライン上に自分の作品を保存するためにscratchアカウントを作成することになります。
Windowsのパソコンを使うときに使用するアカウントは2種類あります。
ローカルアカウントとMicrosoftアカウントです。このどちらかを使っています。
ローカルアカウントは、「そのパソコンだけ」で有効になるアカウントで、別のパソコンを使うときに同じIDとパスワードを使っても、それば別のアカウントと認識されます。
基本的にインターネット接続が一般的でなかったような時代から使っているもので、いまはあまり使われていません。
一方、Microsoftアカウントは、インターネットに接続して使うことを前提にした新しいアカウントです(Windows8から一般的に使われている)。
IDにはメールアドレスを使用し、別のパソコンを使用するときも、そのアカウントの設定が引き継がれるようになります。
Windowsパソコンを使っているのであれば、どちらかのアカウントを使っていることになります。
自分がどちらを使っているかは下記の方法で確認することができます。