ブラウザを新たにインストールしたときや使用しているときにメッセージで「既定のブラウザに変更しますか」と表示されることがあります。「はい」でいいのか、このメッセージの意味を解説します。
ブラウザとはインターネットを見るために使用するソフトのことで、GoogleクロームやMicrosoftエッジなどいくつかの種類があります。
オンラインプログラミングツールの中には指定のブラウザを使用しなければならないものもあり、新しくブラウザをインストールすると、表示されるメッセージが「既定のブラウザにしますか?」です。
「既定」というのが堅苦しい用語でむずかしく感じてしまうかもしれませんが、ここでの「既定」は「指定しなかったときに使用される」という意味です。
ブラウザにはいくつかの種類があるので、1台のパソコンの中に複数のブラウザ(例えば、GoogleクロームとMicrosoftエッジ)をインストールしておくことができます。
この複数のブラウザがインストールされてるときに、どっちを使いますか?というのが「既定のブラウザ」です。「既定のブラウザ」として指定したほうが使用されることになります。
ただし、あくまで「指定しなかったときに使用される」だけです。AとB、2つのブラウザがあり、Aを既定のブラウザとして設定しても、Bを使用することはできます。
「指定しなかったとき」とは、メールの本文にURL(https://〜)が記載されていて、これをクリックしてインターネットを見ようとしたときなどです。
すでにインターネットを見ているのであれば、なんらかのブラウザを使って見ていることになるので、そこから別のページを見るときは、そのブラウザで表示されます。
ところが、メールを見るにはメールを見るソフト(Outlookなど)を起動しますが、ブラウザは起動していません。そこで、本文からインターネットを見ようとすると起動するのが「既定のブラウザ」というわけです。
既定のブラウザは「既定のブラウザにしますか?」のメッセージ以外からでも下記の方法で変更することができます。
Webブラウザーのところに表示されているのが現在「既定のブラウザー」に指定されているブラウザです(上の図ではGoogle Chromeが既定のブラウザとなっています)。