オンラインプログラミング学習ではブラウザを使用することがあり、プログラミングツールには推奨ブラウザというものが決められています。
また、プログラミング教室に問い合わせしたときに、「ブラウザは何をお使いですか?」と聞かれることもあります。知らないとドキッとしますよネ。「ブラウザって…」。
むずかしく考えることはありません。インターネットを利用していれば、だれでもブラウザを使っています。ただ、意識していないと自分が何を使っているのかわからないので、ココで説明しておきます。
ブラウザとは、インターネットを見るときに使用するソフトのことで、パソコンにあらかじめインストールされています(あとからインストールすることも可能)。
インターネットに接続して、なにかページを見ようとするときにクリックするボタンがありますよね。あれがブラウザです。
左下のメニューからボタンをクリックしている方もいるかもしれませんが、それもブラウザです。
このブラウザがちがってもインターネットで見るページは同じように表示されますが、印刷方法や見たページをお気に入りとして登録する方法などがブラウザによって変わってきます。
また、オンラインでプログラミング学習を行うときには、このブラウザのこのバージョン以上でないと使えない(上手く動かない)ということがあります。それが推奨ブラウザです。
そのため、自分が使用しているブラウザの種類を知っておかなければなりません。
ブラウザにはいくつかの種類がありますが代表的なものは2つ。
Google、Microsoftの部分は省略して、Chrome(クローム)、Edge(エッジ)と呼ばれることがありますが、Google Chrome(グーグル クローム)=Chrome(クローム)、Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)=Edge(エッジ)です。
ブラウザの種類は、ほかにもFirefox(ファイヤーフォックス)やSafari(サファリ)などがありますが、「Windows パソコンでプログラミング学習をする」ことが目的であれば、上記の2つが王道です。
学習するツールの推奨ブラウザに沿って、どちらかを選べばOKです。どちらもOKであれば、利用者の多いGoogle Chrome(グーグル クローム)のほうをオススメします。
ブラウザには、Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)というものもありましたが、2022年6月15日でサポート対象外となりました。サポート対象外というのは、セキュリティ対策などのアップデートが行われないことを意味します。使おうと思えば使えてしまいますが、危険なので使用してはいけません。
クリックしているアイコン(ボタンのデザイン)で、自分が使っているブラウザの種類がわかります。
左下のメニューからブラウザを起動しているの絵あればアイコンの横に表示されています。
バージョンの確認方法はブラウザにより異なります。
右上の「GoogleChromeの設定(三点リーダー)」から「ヘルプ」→「Google Chromeについて」をクリック。
使用しているバージョンが表示される。
右上の「設定など(三点リーダー)」から「設定」をクリック。
左側メニューで「Microsoft Edgeについて」を選択すると、バージョンが表示される。