小学校でのプログラミング授業の目的について解説

小学校でのプログラミング授業の目的は?

プログラミング授業で学ぶのはコーディングではない

プログラミング授業の目的はプログラムが組めるようになること(コーディングできるようになること)ではありません。

 

将来、プログラマーを目指している人がプログラミングを学ぶ専門学校はありますが、こうしたものとプログラミング教育が目指しているものはベツモノです。

 

プログラミング授業で目指しているものは「プログラミング思考」を身につけることです。
このことは文科省のホームページでも明確にしています。

 

では、「プログラミング思考」とは何のことでしょうか?

 

プログラミング思考とは

プログラミング思考というのはプログラムを組むために必要な考え方のことです。
プログラミングの前段階となるコンピューターに出す命令を考える作業です。

 

具体例で説明したいと思います。
下記のような線を引くためにはどのように命令を出せばイイでしょうか。

 

 

 

「線を一本引く」という命令では不十分です。
次のようなことも正確に伝えなければなりません。

  • タテに引くのかヨコに引くのか
  • 長さ、太さはどうするのか
  • 色はどうするのか

ほかにもあります。
こうしたことを考えるのがプログラミング思考です。

 

つまり、物事を論理的に考えて正確に伝える方法を学ぶことがプログラミング思考です。

 

実際にプログラミングするには、C言語やPHPなどのプログラム言語を学ぶ必要がありますが、そのことがメインなのではありません。その前段階の考え方を学ぶのが目的です。

 

プログラミング思考を学ぶと何に役立つのか?

では、こうしたプログラミング思考を学ぶと何に役立つのでしょうか?
メリットはいくつかありますが、ひとつはコミュニケーション能力の向上です。

 

将来的にどんな仕事についても、人に指示をすることが必要になります。
仕事以外でも人に何かを依頼することはあると思います。

 

そうした場面で、正確に指示を出せるようになります。
仕事の面でいえば上司として部下に指示を出すときなどに役に立ちます。

 

「1を聴いて、10を知る」という部下ばかりではありません。
「1から10まで」説明しないとわからない部下もします。

 

プログラミング思考が身についていると

例題の「線を一本引くための命令」を思い出してください。
プログラミング思考を身につけることで「1から10まで」知っておくことができます。

 

そうすることで、相手によって「1から10まで」指示を出せるようになるというわけです。
指示を出すときだけではありません。何か物事を伝えるときはすべて同じです。

 

誰に対しても「1から10まで」説明する必要はありませんが、「1から10まで」説明されないと理解できない人が増えているのは間違いありません。

 

そこで、プログラミング思考を身につけていると役立つというわけです。

 

プログラミング思考を学ぶと役立つことは他にもあります。
下記の記事も参考にしてみてください。

 

プログラミング教育のメリット

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