2019年にサイバーエージェントがキッズプログラミング検定(プロ検)を始めるなど小学生向けのプログラミング検定が増えてきました。
そんな疑問を解消するため主な小学生向けのプログラミング検定を比較してみました。
知名度の高い3つを比較してみました。
ジュニア・プログラミング検定 | 日商プログラミング検定 | キッズプログラミング検定 | |
---|---|---|---|
主催者 |
サーティファイ |
日本商工会議所 | サイバーエージェント |
レベル | 4級(Entry)〜1級(Gold) | ENTRY | 10級〜1級 |
内容 | Scratchを使用したプログラミングスキルを測定 | Scratchやプログラミング知識に関する問題 | ScratchまたはQUREOでのプログラミングスキルを測定 |
時間 | 30分(4級)〜50分(1級) | 30分 | 60分 |
料金 |
2,400円〜3,000円 |
3,300円(税込) | 3,000円(税別) |
合格基準 | 得点率60%以上 | 70点以上 | 正答率70%以上 |
受験資格 | なし(誰でも受験可能) | なし(誰でも受験可能) | 小学生 |
試験日程 | 随時 | 随時 | 年2回 |
会場 | 全国各地 | 全国各地 | 東京、大阪 |
上記の3つの検定とも「Scratch(スクラッチ)」が対象言語となっています。
キッズプログラミング検定は他にQUREO(キュレオ)も対象。
Scratch(スクラッチ)とは、世界的に使われている子ども向けのプログラミング言語で、命令が書かれたブロックを積み重ねてプログラムを組むものです。
プログラミング教室でも、このScratchを教えているところが少なくありません。
なお、ジュニア・プログラミング検定では、実際にプログラムを作る課題が出題されています。
保護者として気になるのは何を受ければいいのか?ということだと思いますが、「受けやすく、受かりやすい検定」を受検するのがオススメです。
というのも、小学生がプログラミング検定を受けるメリットは、自信がつくことと目標をもって頑張るようになれることだからです。
現状では、一部の検定に入試優遇制度はありますが、この検定を持っているから進路で圧倒的に有利になるというようなことはありません。
まずは、上記の三つの中から試験日程で都合がいいものを受けてみることをオススメします。