プログラムをつくるために必要になるのがプログラミング言語ですが、子ども向けのプログラミング言語は文字を書くというよりも、部品を組み合わせたり、絵をかいたりすることでプログラミング出来るようになっています。
その代表がスクラッチです。
マサチューセッツ工科大学で開発されたビジュアルプログラミング言語で日本語にも対応しています。
キーボードを使って文字を入力しなくてもマウス操作だけでプログラミングができます。
このためキーボード操作に慣れていない子どもでも使えるのがメリットです。
公式サイトは下記のような画面になっています。
「スクラッチ」で検索すると、宝くじが表示されてしまったり、プログラミング教室が表示されてしまい、公式サイトがなかなか表示されません。
スクラッチの公式サイトは https://scratch.mit.edu/ です。
たまに英語表記の部分もありますが、日本語のところだけでも内容はわかります。
以前のスクラッチはパソコンにインストールして利用していましたが、バージョン2.0以降はインターネット上で(GoogleクロームやMicrosoftエッジなどのブラウザから)利用することができます。
なので、インターネットに接続できる環境があれば、すぐにでもプログラミングを始められるというわけです。プログラミングする画面は下記のようになっています。
ブラウザのインターネットエクスプローラーはスクラッチの動作対象外となってしまってので、使用することができません。
命令が書かれている部品を選んで組み合わせることでプログラミングします。
部品には「動き」「見た目」「イベント」などの種類ごとにわかれています。
スクラッチで開発したプログラムはインターネットに公開して、世界中の人に見てもらうこともできます。これまでにもたくさんのプログラムが公開されています。
ほかの人がどんなプログラムを作っているのかを見ることもできます。
部品を組み合わせるだけといってもかなり複雑なプログラムもあります。
気になる人は公式サイトでチェックしてみてください。