プログラミング教育のメリットのひとつに、計画立案能力の向上があります。
固い言い方になってますが、予定や計画を立てるときの精度が上がるということです。
コンピューターに「こうしなさい」と命令を出すのがプログラミングです。
このときに場合分け(ケースの洗い出し)作業が必要になります。
といったように、「もし〜だったら、…する」というのがプログラミングにある基本的な考え方のひとつです。ということは、「もし〜だったら」を洗い出さなければなりません。
ここに書かれいていないことはコンピューターは対応できません。
上の例では、「D」だった場合にコンピューターは止まってしまいます。
Dが起こりえないのであればイイのですが、Dのときは別の動きをしてほしいというのであれば、そのことをプログラミングしなければなりません。
プログラミングするには、起こりえるケースを洗い出すことが必要なのです。
上の例でいえば、「A、B、C以外だったら、…する」というプログラムを組んでおけば、すべてのケースに対応できることになります。
こうした考え方を知ることは日常生活に役立ちます。
例えば、旅行の予定を決めるとき。
いろいろなケースを想定しておくというのは大切です。
どこまで場合分けすればイイのかもプログラミングで学ぶことができます。
Cのケースはほとんどないのに、もしCだったら…というプログラミングをすることは無駄です。その場合は、「A、Bではなかったら」にまとめてしまえばイイのです。
夏の旅行の予定を立ててるのに、「もし、雪だったら…」というのを考えるのは無駄ですよね。こうしたことを学ぶことができるのもプログラミング教育のメリットです。