いろいろあるプログラミング教室の違いがイマイチわからない人のために、教室選びのポイントとなる違いを解説しています。
どんなところに注意して教室を探せばいいのかの参考にしてみてください。
最初の違いは経営母体です。
どんな企業が経営しているかによっても教室に違いが出てきます。
大きくは2つにわかれます。
IT系が行っているプログラミング教室は難しい(上級者向け)イメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。初心者向けの教室もありますし、そちらのほうが主流です。
IT系のプログラミング教室は最初の頃は教え方のノウハウが確立されていなかったため、難しく感じてしまった生徒もいたようですが、最近はそんなことはないようです。
教室が増えたことで教える側のノウハウも蓄積され、初心者でも入りやすくなってます。
反対に学習塾系のほうは注意が必要です。
教えるほうのITスキルが十分でない場合が多く、ちょっと高度なことになると子どもたちのほうが詳しいという状態の教室も少なくないようです。初心者レベル止まりという感じです。
このため、通い始めてすぐに飽きてしまうことが多いようです。
もうひとつのプログラミング教室の違いは、カリキュラムの中身です。
どのように授業が進むのかということです。
これも大きく2つに分かれます。
「自由」という言葉にはプラスのイメージがありますが、プログラミング教室では、必ずしも自由が良いわけではありません。
プログラミング教室の場合、初心者は何をやったらいいのかわかりません。
どんなことができるのかが想像できないからです。
そこで「自由に」と言われても戸惑ってしまうだけです。
プログラミングが得意な子には自由型が向いています。
教室に通う前から独学でプログラミングをしていたような子なら自由型が向いています。
ただ、初心者であればテーマがあったほうがやることが明確でやりやすいものです。
テーマの中でも自由に進める余地があります。
これからプログラミングを始めるのならテーマ型の教室を選ぶことをオススメします。
プログラミング教室の違いの3つ目はプログラミングする対象です。
これも大きく2つに分かれます。
バーチャル型のメリットは手軽さ。
自宅のパソコンでも試せるようなソフトが中心になっています。
これに対し、子どもたちの感動が大きいのはロボット型。実際に目の前にあるモノ(ロボットなど)が動き出すと、自分がプログラミングで命を吹き込んだような気分になるものです。
以上、プログラミング教室選びの参考にしてみてください。